


ストーリー
保育者の目線で記される「子どもの成長」と「園でのまいにち」をお届け
2022.10.17
このストーリーのまとめ
2歳児のこあら組さんがお客さん、園長など保育者がお店屋さんになって、お買い物ごっこ遊びをしました。最初はお金と商品を交換することを理解できなかった子どもたちも、やり取りするうちに「これください」と意思表示をして、お金を渡し、商品を手に入れるまでの一連の流れができるようになりました!

「お金と商品を交換する」ことは大人にとっては当たり前のことですが、2歳児の子どもはまだ明確に仕組みを理解できていません。特に最近はキャッシュレス決済が増え、買い物も変わってきています。これまでも子どもたち同士でお買い物ごっこをすることはありましたが、今回の遊びを通して購入の仕組みを理解できた子どもたちは、「◯◯ください」「×円です」などの語彙が増え、遊びが豊かになりました。この後に5歳児さんがお店屋さんになるおまつりごっこのイベントがありますが、そこでの経験も活かしてさらに遊びが広がっていくことを楽しみにしています。
大人にとっては当たり前のことでも、子どもにとってはすごく考えていることだったり、新たな学びだったりすることが、保育の中にはたくさんあります。そんな保育者の気づきを、月1回のドキュメンテーション、日々のブログや連絡帳で保護者の方と共有することを大切にしています。子どもはもちろん、保護者の方々、保育者も全員が安心して笑顔でいられるような「おうちのようなほいくえん」であることを心がけています。
さくらさくみらい 柏の葉(私立)
