ストーリー

保育者の目線で記される「子どもの成長」と「園でのまいにち」をお届け

この漢字はな~んだ?漢字っていろんな形があって面白いね!

柏の葉はぐくみこども園(私立)
数量・図形、文字等への関心・感覚思考力の芽生え言葉による伝え合い絵本

このストーリーのまとめ

漢字絵本を通して、毎月さまざまな物語に触れています。漢字は読めなくても、形で認識したり、声に出して音で感じたりすることで、漢字が楽しいものになっていきます。フラッシュカードでの漢字取りゲームは大激戦!文字が好きになった子どもたちは、自由時間でもみんなで絵本を読んでいます。

最初は、先生が物語を読んでくれます。「面白いお話だなあ」「いっぱい漢字出てくるんだね」
「先生が読んでくれる物語に合わせて、字をなぞるんだよ」「だんだん覚えてきたね」
「漢字を声に出して言おう!」「この漢字の形が面白くて好きだなあ」
漢字カード取りゲームは大激戦!「ほんの少しだけ見えても漢字がわかるよ!」「ぼくもカード取れた!」
「この絵本面白いんだよ」「そっちの絵本はどう?」
保育者の視点

1ヶ月に1冊、漢字で書かれた絵本を題材にして、漢字を形として認識しながら、物語を一緒に読んだり、漢字カードゲームをしたり、楽しみながら漢字と触れ合うカリキュラムを実施しています。子どもたちの記憶力はすさまじく、最初は読めなくても、月の後半にはスラスラと読めるようになります。漢字カードで少しだけ形を見せて漢字を当てるゲームをすると、大人よりもずっと早く漢字を言い当てられます!子どもが持つ力に、大人は驚かされることばかりです。この活動を通して文字に興味を持ち、絵本を好きになる子どもも増えています。

保育計画とのつながり

漢字絵本、音楽、英会話、体育活動などのカリキュラムを取り入れています。知識を増やしたり技術を習得することが目的ではなく、将来の基礎となる経験になることを大切にしています。例えば学校で漢字を習うとき、「難しい」「わからない」と構えることなく、「園で見たことある」と前向きに興味を持てる経験にしてほしいと考えています。楽しみながらカリキュラムを実践することで、メリハリを付けて集中する力をつけて、集団生活で必要なルールやけじめを無理なく身につけてほしいと願っています。

柏の葉はぐくみこども園(私立)

園舎外観.JPG

柏の葉はぐくみこども園(私立)

園庭あり
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