ストーリー

保育者の目線で記される「子どもの成長」と「園でのまいにち」をお届け

友だちっていいね。一緒にあそぶと楽しいね!

酒井根保育園(公立)
協同性思考力の芽生え
2022.09.27

このストーリーのまとめ

一人ひとりがじっくりと好きな遊びを楽しむことで、思考力や集中力を高めている子どもたち。ひとり遊びに満足すると、周りにいる友だちに気づき、その様子が気になるようになりました。遊びの内容をマネしてみたり、一緒に絵本をのぞいてみたり。友だちと関わると楽しい、友だちを大切にしたい、そんな気持ちが遊びの中で芽生え始めました。

「いろんな形を並べてみよう」「あ、ペタッとくっついた!」
「くすぐった~い」「ぼくもやって!」「わたしもわたしも~」
「これは?」「え~とねぇ」(一緒に絵本を見るとなんだか楽しいね♪)
保育者の視点

保育者との1対1のコミュニケーションから、子どもたち同士で関わることが増えてきました。「みんなはどうやって遊んでいるのかな」と友だちの行動や遊びに興味が湧き、保育者が見守る中で、笑い合ってみたり、玩具を手にして顔をのぞき込んでみることも。その微笑ましいやり取りを大事にすることで、1歳児でも一緒に遊びたい気持ちをお友だちにどう伝えようか考えて、積極的に関わろうとする姿が見られました。

保育計画とのつながり

酒井根保育園では、園目標である「すこやかな心と体を育む」ことを大切にして、人と関わる心地よさを十分に味わえるようにしています。「ありのままの姿を受け入れてもらえる」という安心感を持つことで他者を肯定的に見ることができたり、友だちとの関わりの中で、遊びだけでなくいろいろな気づきや学びも広がっています。保育者が子どもたちの間に入ってやり取りを重ね、「友だちといると楽しいな」と様々な場面で感じられるような機会を増やしていきたいです。

酒井根保育園(公立)

14酒井根保育園園舎写真.JPG

酒井根保育園(公立)

園庭あり
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