


ストーリー
保育者の目線で記される「子どもの成長」と「園でのまいにち」をお届け
2022.09.27
このストーリーのまとめ
赤ちゃんの存在には誰もが惹きつけられ、周りにはいつも人が集まっています。入園して慣れるまで時間がかかった1歳児さんも、赤ちゃんと関わりたくて、先生と一緒に関わりに行きました。2歳児さんは読み聞かせをしてくれる先生の姿に倣って、ゆっくり絵本をめくります。また、バランス感覚が成長して遊びをどんどん広げられる2歳児さんは、みんなのあこがれです!



チコル保育園は0〜2歳児対象の小規模園で、広い部屋で縦割り保育をしています。0歳児の赤ちゃんの存在はとても大きく、1〜2歳児もお兄さんお姉さんとして、幸せをくれる存在である0歳児をとても大切に思い、笑顔が絶えません。また、この園では一番の年長さんである2歳児は、1歳児に対しても絵本をわかるようなペースで読んで(見せて)あげて、相手のことを思いやる気持ちが伝わってきました。小さな子ども同士でも年齢を超えた愛着関係が育まれていることがわかり、とても温かい気持ちになりました。
保育者自身がゆとりを持ち、子どもの気持ちを肯定的に受け止めることを大切にしています。チコル保育園では、年間1000冊の絵本に出会うことを目標とし、日々絵本を身近に感じられるような環境を整え、感性を豊かにしていきたいと考えています。また、保育者や親の真似をして、自分よりも小さい子に「やってあげたい」との気持ちが芽生えるのは、「自分はできる」という自信があるからこそ、だと感じています。さまざまなシーンで「できる」と自信を持てるような自己肯定感を育んでいきたいです。
チコル保育園(私立)
