


ストーリー
保育者の目線で記される「子どもの成長」と「園でのまいにち」をお届け
2022.09.27
このストーリーのまとめ
野菜の皮をむいたり、切ったりすると、まるで玉手箱のようにいろいろなものが出てきます!手ざわりも野菜によっていろいろ。自由にさわって感触を楽しんだ後は、熱を通してみたり、スタンプにしてみたり、子どもたちの「やってみよう」がどんどん広がっていきました!
食育の観点から、野菜を育てるなどの取り組みをしています。絵本「そらまめくんのベッド」を読み、「本物のそらまめのベッドってどうなんだろう?」と子どもたちの気持ちを高めてから、そらまめを自由に触ったり、分解したりしてみました。「もっとフワフワしているかと思ったのにがっかり」との声もありましたが、実際に触ったからこそ得られる体験ができたと思います。ナス、ピーマン、オクラなども、切るとまったく違う顔を見せることに驚いたり、断面を触ったり、スタンプにしたり、同じものはひとつとしてない自然の恵みを感じていました。
2022年4月にオープンしたばかりの新しい園です。0〜2歳児対象の小規模園であることを活かし、家庭の生活の延長になるように、保護者の方におうちでの様子も詳しく聞きながら、一人ひとりを丁寧に保育することを大切にしています。今回のように野菜に向き合ったとき、「そんな遊び方があるんだ」「そんなふうに感じるんだ」と保育者も学ばせてもらうことがたくさんあります。そんな子どもが見えていること、感じていることを大切にして、今後の保育に活かしていきたいです。
柏の葉みらい保育園(私立)
