ストーリー

保育者の目線で記される「子どもの成長」と「園でのまいにち」をお届け

坂を降りるときどうする?面白いやり方がいっぱいある!

よしだベビーハウス(私立)
健康な心と体自立心思考力の芽生え

このストーリーのまとめ

1歳児さんと2歳児さんで、近くの子ども広場に遊びに行きました。土手遊びのスペースがあり、2歳児さんは転ばないように颯爽と駆け下ります!それを真似したいけど、やっぱり怖くてできない。それでも土手を楽しみたいと、滑り降りたり、寝転んでみたり、一人ひとりの工夫が生まれ、どんどん遊びが広がっていきました!

「坂になってて面白い!転ばないように降りてみよう」
「立って降りるのは怖いけど、座ると怖くないよ!」
「寝て滑ると気持ちいいよ!」「お空も見えて面白い」
「坂の上でブロック乗ると滑るなあ!慎重に乗らないと」
「ブロック乗ったら、シューッと滑るよ!面白い!」「ぼくもやってみよう!」
保育者の視点

当園は0〜2歳児までの小規模園なので、社会的ルールを学ぶよりも「子どもの好奇心・発見」を大切にしています。普段から1歳児と2歳児は一緒に遊ぶことが多く、この日も一緒にでかけました。2歳児さんの大胆な行動を見て、それが面白そうで真似したい気持ちが1歳児さんに湧き上がりますが、でもちょっと怖い…それでも自分なりの「やりたい」を叶える遊び方を見つけ、一人ひとりの遊び方が広がっていきました。

保育計画とのつながり

小規模園だからこそ、一人ひとりに目が届きます。そのため、保育者が誘導するのではなく、子どもたちがまずやってみて、成功も失敗も体験してもらう保育ができます。転倒しないかとハラハラする場面もありますが、次に行うときには、子どもたちが自ら転ばないように遊び方を工夫し、経験を活かし、つぎの活動に生かしています。次の保育を誘導するのではなく、一緒に過ごすうちにお兄さんお姉さんを見て真似したいと思うことを、まずはやれる環境を準備することを心がけています。

よしだベビーハウス(私立)

外環 (1).JPG

よしだベビーハウス(私立)

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